マネージャー日記

某チェーン店マネージャーの自分と部下言い聞かせる話。

『終報の意識。』

 

 Mさんより毎月の終報集計が各店長に送られているかと思います。

 

 コンスタントに提出数があるN店、やると決めたらしっかりやるT店。

 正直、満足な提出数があるのは2店舗だけです。

 

 朝礼や終礼というのは当然「やるべき」ではありますが

 昨今のシフト薄の中、ままならない事もある現状は理解しています。

 そこをシステムで補おうというのがこの終報の趣旨です。

 

 中には現場で必要な事は聞いているし、伝えているから大丈夫と

 過信している店長がいるかもしれませんが

 終報の目的は

 

 1.店長、社員が見えない部分を一番現場に近いスタッフさんからすい上げる

 2.店で起こっている事を全員が共有し問題点があれば早急にコトにあたる

 3.疑問に対してフィードバックする

 

 という3つです。上記のような店長は2.の観点が抜け落ちています。

 社員に日報を書いてもらう事をうるさくいうのも上記の目的と同じです。

 

 使い古された言葉ですが

 「報告・連絡・相談」(ほうれんそう)は仕事の基本です。

 基本をないがしろにする仕事がええ仕事なわけありません。

 

 またN店・T店の報告数がしっかりと伸びているのは

 フィードバック(返事)をしっかりやっているからかと思います。

 

 今一度、終報の意義をスタッフさんに伝え、しっかり提出してもらう事と

 提出された報告に必ずフィードバック(返事)をお願いしておきます。

『カナダの気温上昇中。』

 またツイッターでは松岡修造ネタ盛り上がってますね。

 

 急激に気温が下がったと思ったら松岡修造はカナダに居てる。

 カナダの気温上がってる~!ってやつですね。

 

 修造の行くところ気温が上がる。本人は嫌がっているようですが

 これで気温が読めるなら利用しない手はないか。

 

 世界体操は8日(日)まで。

 順当に行けば来週には帰国でしょうから暖かく回復するはず。

 

 今日はその体操にサッカーなので夜の仕事割り振りは

 状況を見て判断願います。

 

 自分の興味のあるスポーツやチームの日程というのは

 比較的頭に入っているものですが

 そうでない競技だと始まってみて慌てるという事はよくあります。

 

 日頃からスポーツ新聞を愛読していますが結果は載っていても

 競技日程というのは意外に見逃しがちです。

 スポーツ好きを自認しているのでなるだけ気になったスポーツの日程は

 スケジュールに組み込んでいるのですがどうしても好きなチームの日程

 ばかりになってしまうのはご愛敬。

 

 この先ウインタースポーツも入ってくるとスケジュール表が仕事なのか

 遊びなのか全く分からなくなってきますね。

 それはそれで問題。

 

 だって来月の高知の試合とかなぜスケジュールに入ってるの??

『ミニマリスト宣言。』

 什器を倉庫へ。

 狭い店の事務所ほど早い目に片付けていかないとカオスになります。

 

 Y店長と自身の部屋についての話になり

 最近部屋から「モノ」を減らす方針が一致。

 

 書籍などもだいぶ処分できましたが、

 おいてある書籍の間から買ったまま放置している書籍多数。

 

 これって店の売場みたいやなぁと感じた次第。

 自分の部屋の本棚には自分が読みたかったり読んだほんがあるはずやのに

 そこに読みたかった本が埋もれてる。

 自分の部屋の本棚でもそうなのに店の売場で探したい商品が埋もれるのは必然。

 

 これって商品数を減らしてしっかり提案するか

 どこにあってもある場所がわかる提案かいずれかが必要。

 

 そういやH店のお客様からの問い合わせを受けてストック出しベースの

 売場ってどう変化したのでしょうか。

 H店の進化系が狭い店の勝ちパターンの1つになるとは思うのですが・・・

 

 とにかくモノを減らす事で整理する手間が減るのは店でも家でも

 生産性UPに間違いない。

 40オーバーになるとモノに執着なくなるのかなぁ。

 Y店長と一致した結論。

 

 今年は高性能なスキャナーを手に入れたので、

 資料や書籍をDATA化する事とバックアップと利便性を考え

 クラウド化にチャレンジしています。

 その話はまた後日に。

『101%のクオリティ。』

   もう1ヶ月ほど前になりますが「クルム伊達公子」が現役引退のニュース。

 伊達公子といえばアジア初の世界ランクTOP10入り、最高4位と

 テニスを知らない人でも知っている有名人です。

 

 46歳の今年、完全に現役を引退する事を先月の会見で発表されたのですが

 その際に「常に101%を目指してやってきた」という言葉がさすが

   トップアスリートやなぁと感心してしまいました。

 

 100%というのは今だせる力、全力を出すという事。

 全力というのはこれ以上出せないという事。

 

 120%とか200%がんばります!ってのは威勢はよくて

 自分を乗せる意味ではいいのですが、

 だいたい単発打ち上げ花火でそう言う時の自分が実は100%。

 

 で、やった気になっているけど現実目標にたどり着かなくて

 がんばったのに結果が出ないという事になりがち。

 100%を維持しつつ101%を目指してやり続けるからアスリートなんだなと。

 

 自分自身は365日、何十年も戦い続けたいので

 自分の中では80%を意識しながら戦ってますが65%以下に落とさない事を

 より意識して戦っています。100%は有事の時だけで。

 

 100%の次の日0%では長い目で見た時に結果ついてこないです。

 お店も一緒100点の中でどこで80点を目指すのか。

 そこをしっかり取りにいってはじめて65点が達成できるのだと思います。

 でも65点以下になった瞬間とてつもなく劣化していきます。

 

 どこで最終ラインを引くかしっかり意識し、

 とはいうもののその中で自分は101%を意識する。

 今日より明日がよくなっていないとお店も自分も成長できません。

『日報の意味。』

 ある社員面談にて日報を毎日書かなくてはいけないと思うが

 前日のやその前の日の日報を書いていないのでそこから書かないと

 いけないと思うと今日ネタがあってもかけない。という話がありました。

 

 ???

 

 前日の分を書いてなくとも今日伝える事があるのであれば

 今日の日報から書けばいいと伝えました。

 

 まず日報の意義について日々の報告をするというという仕事ですので

 がんばってブログ書くのとはわけが違うのです。完全に「仕事」の一部。

 

 なのでそもそも論で言うと本来「日報」を毎日書けませんというのは

 毎日の仕事が出来ません。と公言しているのと同じなので

 それはどうやって書けるようにするのかが各自の仕事ですし

 また書いていない部下を書くよう指導するのが上長の仕事です。

 

 ではなぜ「日報」が仕事の一部かというと

 

  1. イムリーにお店で起きている問題を知りたい
  2. セール時やお客様、スタッフの状況、売場のこと等、お店の状況を知りたい
  3. 担当者でないと知りえないような事案を共有して欲しい

 

 大きくはこの3つです。

 上記を知る事でこちらから手を打てることもあるし、

 お店の状況を確認する上でのバックボーンにしているからです。

 

 ある日、N店の売上が悪かった。なぜだろうと思ったら

 大阪では降ってなかった雨が兵庫では豪雨だった。とか。

 

 商品にしても売れ筋が数種類ある時に

 T店はAが売れているけどK店はAは余ってるけどBの方が売れている。

 →ローリング手配した方がいいかも

 

 今日、M店で万引きがあった。どうも40歳前後のメガネのおっさんらしい。

 →近隣のU店は注意しておかないと。

 

 などなど挙げていくと際限ないのですが

 日報に関してはほぼ全員が全員の分を読んでいると思います。

 それはそこに自店に活かせる何かがあると思っているからです。

 

 重要な「情報」ですからタイムリーで裏付けがあるものが必要なのです。

 ・先週の火曜日雨が降ってました。

 ・今日火曜日やのに「今日からセールがんばります!」(先週の土曜の話)

 ・10日前〇△×が売れてました

 

 この情報要りますか?むしろノイズです。

 たまに週末に上記先週のセールの話なんて読んだ日には

 スケジュール再確認したり要らん仕事増えてます。

 

 書いてくれという以上、すべての日報に目を通しています。

 個人としては直営、勉強会メンバーの日報には100%返事をしています。

 読むという相手の仕事時間も考え、まとめ書きは極力避け

 日報はまずタイムリー、そして簡潔に。(といいながら長文スミマセン)

 

 その上で遊び心があるのがGood!です。