マネージャー日記

某チェーン店マネージャーの自分と部下言い聞かせる話。

『ドラえもんに近づく!?』

 

 「VoiceTra」というアプリがありまして

 これ簡単に言うと翻訳アプリなのですが

 国の機関がつくっているアプリでかなり精度が高いです。

 

 口頭でも入力でも対応しており、意味があっているのを確認してから

 スピーカーボタンを押すとしゃべってもくれます。

 

 JRの駅員さんが日々の案内で使用されているそうで

 現場での実践テストもばっちりです。

 

 英語・中国語・韓国語はもちろん結構な言語を兼ね備えています。

 もう観光客の多いN店で聞かれても大丈夫ですね(照)

  

 電車!?つながりですが先日いつも乗る電車にてロケがあり

 ロケ自体はよくあるのですが車窓から手を振る画を獲るために

 乗り込んできて外見て手を振ってるロケ。

 どこの局アナかと思ってましたが振り返って

 大好きな「〇〇△△さん」にびっくり。

 あこがれの△△さんでしたがあえなく次の駅で下車して行きました。

 2人隣だったのに絡めず・・・・

 

 これがどうってことない人だったら

 ロケの合間にお構いなく声とかかける事もできたのかもしれないけど、

 いざ突然あこがれの人を前にすると人間全くの無力(苦笑)

 

 でもこれで心構えは出来たので次回はひと言でもお話しできればいいな。

『値下げしかないわけ?』

 

 先日、K店に行く際に通りかかった大型スーパーの駐輪場にて

 こんな告知を見ました。

  

 ・毎朝9時から朝市

 ・毎日16時から夕市

 ・8のつく日は5%オフ

 ・毎月1・2・3日は10%オフ

 ・毎月15日、25日は60歳以上10%オフ etc.

 

 結局いつ行ったらええのかわかりませんし、常になんかやってる感を

 出したいのはわかりますがどれも値引きしかないわけ?と思いました。

 

 値引きが多いと普通に買う日に損した気分になるというのは

 誰しもが経験しているはずなのにそれを繰り返していくのは

 うちも全く持って同じです。

 

 値引きではなくお客様満足度をベースとした

 「店の魅力を上げる」という事を今月の店長会では

 各店店長に発表してもらいます。

 値引きをしないとお客様が来ないというのはお店にそれだけの魅力、

 価値しか感じて頂けていないという事です。

 お客様に一番近い各社員の案も、

 店長へ上げる事でよりいいものが上がってくると思っています。

 

 しかし毎日、いろんな場所を歩きますが

 道の真ん中の電線で布団干してるのをはじめて見ました。

 これって布団が焦げて火事になったりせんのやろうか。

 で、どうやって取り込むんやろ??

『在庫の考え方。』

 

 もうすぐ年末が迫ってきます。

 

 うちの決算は12月ですから年末の在庫確定というのは

 必ずやってくる仕事です。

 棚卸など必要な作業は当然スケジューリングしていくとして

 なぜ在庫を持つ商売が難しいのか。

 不良在庫はなぜダメなのか。

 

 師匠のコメントが在庫の考え方が苦手な人でも少し参考に

 なるかと思いましたので転記します。

 もうすぐまた業務試験ですし、

 わからない人は地区長に聞けば詳しく教えてくれると思います。

 

 >

 不稼働在庫はなぜダメかを説明します。

 例えば、1000万円分の販売用在庫を仕入れると1000万円必要になります。

 では、そのお金はどこからでるのでしょうか?

 会社が払いますが、そのお金はどこから調達すると思いますか?

 銀行から借りるんです。借りるってことは利子が発生しますね。

 例えば年利1.0%なら、1000万円を借りると10万円の利子が付きます。

 それを返すためには1000万円分の在庫を現金化しないといけません。

 仕入値が1000万円の商品は売価ですと1350万円ぐらいでしょうか。

 でも不稼働在庫というのは現金化できずに滞留している在庫、つまりは

 お店にあるだけで、みなさんの知らないところで利子が発生している、

 ということです。かつ、1000万円の在庫も永遠に1000万円の価値が

 あるわけではありません。極端に言うと日々価値が下がります。

 利子は借りた1000万円に対して発生し、1000万円の在庫は日々

 価値が落ちるということになるわけです。

 それでは成り立ちませんよね。だから結果的に倒産するんです。

 

 少しはわかったでしょうか。

 ちょっとづつでもいいので、わかるようになりましょう。

『なんで実施しているのか。』

 

 Y店長の身内に不幸があったため

 8ヶ月ぶりぐらいにスクランブルでの店舗インしました。

 前回が5年ぶりでしたので4ヶ月だとなんか楽勝ですね。

 むしろ接客より細かい売場業務の方が手間取った気がします。

 

 時期的に「トリックオアトリート」な販促もやりましたが

 これはなんでやっているのか?という事ですね。

 

 このお店は昔から来店のお子様にアメをお渡ししている文化が

 昔からあるのでまずはアメ。

 

 アメに喜んでいただいているところに

 「トリックオアトリートって言えるかな?」とたたみかけると

 めっちゃしっかり言える子、

 一生懸命言おうとする子、

 恥ずかしくて言えない子・・・

 

 言えたか言えないかとか問題ではないのです。そういうきっかけを作って

 言えた子にも言えない子にもおかしをプレゼントすれば

 お子様は喜ぶ。親御さんは喜ぶ。スタッフもうれしい。

 

 目的はここですので言えないから渡さないとか

 POPが目立たないから増強とかではない。

 100%トークするのが当然の企画です。

 

 余ったらスタッフで食べていいですか?とか

 質問してきたスタッフ居てますけど、これは100%配るのです。

 スタッフが食べるとかありえないので。

『災害時連絡網の確認。』

 

 台風21号が近畿に向かってきております。

 今回も超大型ですね。

 23日(月)の朝早くに通過が予測されています。

 

 毎回台風が来ても大阪は大丈夫。と思うのは構いませんが

 もし被害が出た時はどうするのかはしっかり予習しておきましょう。

 災害は忘れた頃にやってくるのです。

 

 一番大事なのは台風被害が起きた時に

  1. お客様の安全をどうやって確保するか
  2. スタッフの安全をどうやって確保するか
  3. 営業を継続できる状態か否か(停電対応・水漏れ等含む)
  4. どのような順番で被害報告するか

 

 今日は特に4.の部分です。

 お店では「スタッフ→店長→地区長」

 そして「本部スーパーバイザー」にも連絡が必要です。

 

 日報読んでいるメンバーは当たり前やんと思うかもしれませんが

 果たしてお店のスタッフ全員が本当にわかっているか。

 いざ連絡しようという段階で連絡先はどこに記載されているか。

 その連絡先一覧は本当に最新の連絡先一覧ですか?

 今一度、しっかりスタッフさんへの確認をお願いします。

 

 災害時に大事な事は各々が落ち着いてやるべき事を1つずつしっかりこなす事。

 それは今、現場で起こっている事への対応はもちろんの事

 お店のために動いている関係各者への情報の共有もやるべき事の1つです。

『スケジュールは先だけにあらず。』

 

 スケジュールを組むのが苦手って人は多いですが

 スケジュールといえばついつい先の未来を想像しがちです。

 

 当然先のスケジュールは大事なのですが

 苦手と自覚がある人はまず過去のスケジュール作成をやってみて下さい。

 

 過去?ってなるかと思いますが

 ようは今週やった事を書き溜めてみるという事です。

 毎日実施した事を事細かに書き溜めていくと

 1週間のスケジュール表が出来上がります。

 

 そのスケジュールを見た時に効率的に目一杯動けているのであれば

 次週以降もそのスケジュールを参考にスケジュールを組めばいいだけです。

 

 逆に思ったよりスケジュールがスカスカになった人は

 やっている事を意識していないか、ほんまに何もやってないかです。

 

 慣れてくるとスケジュールに空きがあるのが気持ち悪くなります。

 スケジュールパンパンでも仕事が終わらない人は仕事内容の見直しが必要です。

 

 もう一歩踏み込めばプライベートのスケジュールも同じように書き込む事です。

 これが慣れてくると今日1日休みを無駄に過ごしたなぁという事が

 劇的に減ると思います。

 

 休みの日、昼過ぎに起きてメシ食ってテレビ見て夕方になって

 パチンコ行くぐらいしか休み満喫でけへんなぁでは味気ないです。

 休みを遊びで極めるぐらいになって欲しいですね。

『乗っかれるうちに乗っかっておく。』

 月末のプレ金もやっと認知はついてきたものの

 まぁ何の日かよくわからんしチェーン的には「ポイント販促の日」

 というのが現状だと思いますが、温度感はどこもそう変わらないのか

 もうこんな話がチラホラ。

 

 『プレミアムフライデー月初に実施変更か?』 

 

 お上の都合でころころ変えられたらたまったもんじゃないですが

 商売の基本は「乗っかる」。いつに変わろうとも乗っかれるうちは乗っかる。

 ネタはないよりあった方がいいのは当たり前です。

 

 そうなれば認知度のある月末の金曜日に稼げるだけ稼いでおきましょう。

 そのためには今週そして来週の選挙日前後のお客様来店が増えるタイミングで

 月末へ向けた告知が大事。

 

 もう一度言いますが、商売の基本は「乗っかる」

 ブームなんて自分で作るものではないのですいかに風を読んで乗るか。

 

 風を読むための情報収集を普段からやっているか。

 気になった事を掘り下げて調べているか。

 風を感じた時に商売として乗っかることが出来るか。

 

 商売である以上、読んだ風にしっかりと乗らないと売上につながりません。

 今のトレンドを提案する事がお客様も必要とされている事ですし

 我々が知って頂きたい事でもあるはずです。